三井不動産/「三井ガーデンホテル上野」オープン、外国人需要取り込む

 三井不動産グループが東京・上野駅前で開発を進めていた「三井ガーデンホテル上野」(客室数245室)が9月14日にオープンする。戸部商事が保有する土地に開発したもので、土地とホテル部分を三井不動産が賃借し、三井不動産ホテルマネジメントがホテルを運営する。通年で80パーセント以上の稼働率をめざす。1階部分はイタリアンレストランを誘致した。

 規模は地上14階建て。今回のオープンで、三井ガーデンホテルチェーンは17施設・4521室となった。周辺に上野恩賜公園の不忍池や東京国立博物館といった緑や文化・芸術といったエリアがあるだけでなく、浅草寺や秋葉原といった観光スポットが多いこともあり、ビジネスだけでなく観光客需要を30パーセント程度取り込んでいきたい考え。「私はよく働き、よくくつろぐ」をテーマとした女性向けの客室も用意する。

 特に成田空港へのアクセスの良さを売りに外国人の利用に期待する。中国人のビザ緩和などを受け、中国人向けのサービスを強化する。ホテル内は英語のみならず中国語と韓国語にも対応。クレジットでは、銀聯カードも取り扱う。現在、三井ガーデンホテル全体の稼働率は約80パーセントで、外国人の利用比率は20パーセントだが、上野では平均値よりも高い外国人の利用を見込んでいる。

 部屋の広さは18平方メートルの「モデレート」タイプが112室と最多で、次いで49室の「モデレートダブル」(18平方メートル)タイプ。このほか、25平方メートルの「スーペリアツイン」など、全部で7つのタイプを用意した。料金は1人1万3650円~1万8900円、2人で1万6800円~2万4150円。東側の客室からは建設中の東京スカイツリーが、西側は上野恩賜公園の森や駅を中心とした街並みがのぞめる。

 また、10月31日まで「開業記念宿泊プラン」として1人料でシングル7000円、ツイン6000円を実施する。このほか「新型スカイライナー特急券 片道付プラン」と「メトロ&ぐるっとパスがついたお得なプラン」も提供する。


公開日: 2010年9月13日