三菱地所/札幌駅北口のオフィスビル開発に着手

 三菱地所とTKテクノサービスは9月7日、札幌市で「札幌北ビル」の開発に着手した。TKが所有する1974年竣工のオフィスビルと、三菱地所の商業施設「ステーションパーク札幌駅北口(93年竣工)」の両敷地を一体的に再開発する。

 札幌北ビルは、地上14階地下2階建て延べ2万7178平方メートル。2~14階がオフィスで、地下1~地上1階には商業店舗を誘致する。基準階面積は1684平方メートルで、有効面積が約1346平方メートルの無柱空間とする。JR札幌駅より徒歩1分に位置し、駅北口の地下歩道と地下1階部分を直結する。札幌第1合同庁舎へも徒歩1分の利便性が高い。

 敷地の外周部に植栽や植樹を施するほか、Low-eペアガラスの採用、トイレや共用部などにLED照明を用いるなど効率性を高めた省エネ対応のビルを目指す。

 TKテクノサービスは、東光電気工事の完全子会社。


公開日: 2010年9月9日