東急不動産は9月から発売するリゾートマンション「東急リゾートヴィラ 熱海青翠」のモデルルームを7月24日にオープンする。規模は9階建て延べ1万9393平方メートル。1万6910平方メートルという敷地の広さと高低差を生かした3棟から構成する。屋上を全面的に緑化し、敷地内の緑化率も20パーセント以上を確保する。旧西熱海ホテルの敷地内の植林を極力残しており、既存樹の面積は1800平方メートルになる。
総戸数は183戸。間取りは2LDK~3LDKで、専有面積65~129平方メートル。販売価格は2LDK・68平方メートルで1700万円台からを予定している。
熱海駅の隣り駅のJR伊東線来宮駅から徒歩5分に位置する。全戸から海が臨めるほか、敷地内に源泉を引いた2つの温泉大浴場を有する点や新幹線で東京から1時間足らずで到着する点などを売りにする。省エネ対応として温泉大浴場に温泉を利用した熱交換システムを採用する。
付帯施設として、ロビーラウンジや屋上テラス、来客用の部屋、じっくり読書ができるライブラリー室を設ける。
完成は2011年2月下旬を予定している。