大学院の研究室や1級建築士事務所、デベロッパーなどで構成するココラボモデル環境共生住宅建設委員会は6月30日、2008年の共同研究結果をもとに新しいコンセプト住宅「ココラボモデル環境共生住宅」を、東京・八王子市の大規模戸建住宅プロジェクト「東京デコルテグローイングヒルズ」(総79区画)内に2棟建設すると発表した。
08年6月~11月までの半年にわたって一般生活者の意見などを反映しながら東京大学大学院難波研究室・木質材科学研究室・前研究室とコスモスイニシアが共同して「人に、環境に、やさしい家」をテーマに、(1)省エネ(2)素材(3)外環境(4)住空間(5)街並み――の5つの視点から環境共生住宅の可能性を追求した。
建設規模は、木造軸組工法の2階建てで、4LDKの住宅となる。8月中旬に竣工予定で、9上旬から販売する。販売価格は6000万円台を目安にしている。売り主はコスモスイニシアと細田工務店。