日本通運は6月30日、札幌でオフィスビル「日通札幌ビル(仮称)」開発に着手した。同社が社有不動産を有効活用するプロジェクトで、プロジェクトマネジメント支援業務は三菱地所が担当する。
開発規模は11階地上2階建て延べ1万261平方メートル。基準階有効面積は190坪で、天井高2.8メートル。共用部の一部にはLED照明を採用する。
市営地下鉄東豊線と南北線のさっぽろ駅と地下で直結し、JR札幌駅へも徒歩4分圏内。2011年春に開通予定の「駅前通地下歩行空間」で、市営地下鉄東西線の大通駅へも地下からアクセスできるようになる。ビル完成は11年9月を予定している。