日本賃貸住宅投資法人はこのほど、カーシェアリング事業を手掛けるクレアティ・サービス(東京都中央区)とカーシェアサービスを開始した。初弾として、「ストーリア神宮前」(5階地下1階建て49戸)にBMW社のミニ・クーパーを導入。
導入費用と毎月のランニング費用の全額を同投資法人が負担し、車両の貸し出し料金で、費用の回収を行うビジネススキーム。同投資法人は、導入マンションの居住者だけではなく、近隣の居住者にも貸し出しを行い、売り上げを可能な限り最大化して毎月のランニング費用回収だけでなく、収益確保と物件の付加価値向上の両方をめざす。
クレアティ社は現在、都内で約10拠点においてカーシェアステーションを運営。同業他社が、環境対応車や低燃費車、小型車をベースに展開しているなか、BMWやミニバンを利用するなど、顧客ニーズに合わせた車両選択・サービス提供を行っているのが特徴。今回、ブランド力のある地域性を考慮しミニ・クーパー導入を決めた。