三井不レジなど3社/6月26日、高層ツインマンション「小手指タワーズ」第1期販売開始

 三井不動産レジデンシャル、西武鉄道、東京建物の3社は6月26日から、新築分譲マンション「小手指タワーズ」(総戸数374戸)の第1期販売の登録受付を開始する。市民優先分99戸と一般販売分74戸を売り出す。4月22日に事前案内会を始めてから先月22日のモデルルームオープンまでに1000組強が来場し、約1500件の問い合わせたがあった。属性は地元所沢市を中心に周辺の入間市や狭山市などの反応が強く、30歳代の子育て世代をメーンに50歳以上のシニア層まで幅広い層の関心を集めた。

 同プロジェクトは、所沢市の「小手指ハナミズキ地区地区計画」内に位置するもので、分譲マンションのほか、商業施設やスポーツ施設などで構成する複合開発事業。2012年3月に誕生する。

 同物件は、西武池袋線小手指駅から徒歩1分。地上23階地下1階建て延べ2万2587平方メートルの「エバースカイタワー」と27階地下1階建て延べ2万2492平方メートルの「ディアスカイタワー」のツインマンション。ディア棟に173戸で専有面積60~110平方メートルを、エバー棟に201戸で同61~112平方メートルを供給する。それぞれにゲストルームや店舗、公共施設などを誘致する。

 今回の販売は、市民優先分が7月3日まで登録受付期間で、販売価格は3060万~7000万円。専有面積は60~102平方メートル。一般向けが7月10日までの登録受付で、価格は2860万~8460万円。専有面積が60~112平方メートルになる。平均坪単価は185万円。

 事業比率は三井不レジと西武鉄道が45%ずつで、東京建物が10%。


公開日: 2010年6月23日