藤和不動産など3社/浅草初の超高層免震タワーレジデンス発売

 藤和不動産、三菱倉庫、三菱地所の3社は、東京・浅草で建設を進めている分譲マンション「浅草タワー」の販売を6月19日から、浅草初の超高層免震タワーレジデンスとして売り出す。第1期販売戸数は150戸。今年2月3日の告知から4月24日のモデルルームオープンまでの事前反響は2700件の問い合わせと約1000組が来場した。藤和不が1979年に分譲した藤和西浅草コープ(総戸数105戸)の建て替えを含むプロジェクト。日本を代表する観光地に693戸の大規模物件が2012年春に誕生する。

 住戸プランは、スタジオタイプ~4LDKで、専有面積が36~153平方メートル(平均65平方メートル)。全部で92タイプのバリエーションをそろえ、幅広い家族構成に応える。第1期販売分の価格は2468万円~1億5508万円。最多価格帯は4300万円台。すでに第1期分150戸に対し、130戸超の買い要望を受けている。平均坪単価は260万円で、全体でも同様になりそう。最上階の37階はプレミアム住戸と位置づけ11戸を用意する。天井高も通常の住戸よりも40センチ程度高い2.9メートル仕様となる。


公開日: 2010年6月18日