野村不動産/大阪・茨木で即完相次ぐ、利便性の高さが高評価

 野村不動産は6月11日、大阪・茨木市で開発中の分譲マンション「プラウドシティ茨木」(総戸数279戸)の第1期販売110戸と、「プラウド茨木西中条マークス」(同44戸)を全戸発売してそれぞれ即日完売したと発表した。関西圏で100戸以上を一斉発売し、即完したのは06年9月の「福島ガーデンタワー(同283戸)」以来。
 
 プラウドシティ茨木は、最高倍率3倍・平均倍率1・14倍の競争率。販売価格は3030万~5400万円。モデルルーム開設以来、約1860件の来場があった。申込登録者の属性は、30歳代が55%と半数超を占め、地元茨木市を中心に買い求めた。職業別で見ると、会社員や公務員が85%。

 阪急梅田駅まで特急2駅17分で茨木市駅から徒歩9分の利便性のほか、商業・教育といった施設が充実し、環境対応の大規模物件が評価を受けたとみている。

 また、プラウド茨木西中条は、競争率が最高倍率3倍で平均1・32倍だった。販売価格は4140万~6030万円。モデルルーム開設から630組が来場した。申し込みベースの属性は40歳代が41%、30歳代が36%。茨木市からの反応が強く70%にのぼり、職業別でも7割近くが会社員・公務員となったが、会社経営者や役員、医師・弁護士なども買い求めた。

 大阪駅まで直通13分、京都駅18分で、茨木駅徒歩1分の利便性に対する評価が高かったほか、全戸南向きでセキュリティシステムの充実が人気だった。


公開日: 2010年6月11日