三菱地所は東京・品川で開発中の分譲マンション「パークハウス品川中延」（総戸数51戸）を5月22日～29日にかけて全戸一斉に登録を受け付けたところ即日完売した。登録総数139件で、最高倍率16倍、平均1.72倍の競争だった。3月27日のマンションギャラリーオープンから延べ877組が来場した。

　同物件は5階地下１階建て。間取りは１ＬＤＫ～３ＬＤＫで、専有面積44～76平方メートル。東急大井町線の荏原町駅から徒歩５分に位置し、ほか３駅が利用できる。販売価格は3500万円～7350万円で、最多価格対は5000万円台。人気の格価格帯は4000万円台～6000万円台だった。
　
　登録者の属性は30歳代が47.5％で最も多く、次いで40歳代の31.7％だった。家族構成は２人世帯が54.7％と半数を超えた。年収ベースでは、500万円～1000万円が59％、1000万円～1500万円が20.1％。
　
　徒歩10分圏内に４駅３路線が利用できる利便性のほか、地元商店街の充実や品川百景に数えられる旗岡八幡神社や法蓮寺などがあって落ち着いた雰囲気が人気だった。また、太陽光システムや節電・節水といった省エネ設備お警備会社と共同開発したセキュリティシステム、南向きを中心とした住戸配置などの評価が高かったようだ。