S&P/東急リアル・エステート、長期格付けシングルAに据え置き

 スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5月31日、東急リアル・エステート投資法人(TRE)の長期格付けを「シングルA」に、短期格付けを「A-1」に、それぞれ据え置いた。長期格付けに対するアウトルックは引き続き「安定的」。TREの比較的高い事業地位と質の高い不動産ポートフォリオ、比較的保守的な財務内容を反映する。
 
 同投資法人は、スポンサーの東京急行電鉄と東急不動産の不動産運用能力と鉄道・流通事業におけるブランド力を強みに資産ポートフォリオを構築し、2010年5月末時点で、東京都心5区・東急沿線地域を中心にオフィスビル12件、商業施設(底地を含む)11件を保有しており、総取得価格は約1861億円。

 今年3月に2物件、総額約180億円の再投資を実施済みで、今後、再投資の進捗と今後のポートフォリオ構成が信用力上の注目点としている。

 2010年1月期末時点で、総額約628億円の現預金残高と総額120億円の未使用のコミットメントラインを有しており、手元流動性は潤沢としている。


公開日: 2010年5月31日