不動産経済研究所/首都圏4月マンション契約率79.9%、全エリアで価格上昇

 不動産経済研究所が17日に発表した4月の首都圏マンション動向によると、発売は3カ月連続で前年同月を上回って同22・6%増え3214戸だった。契約率は前年同月比15・2ポイント上昇し79・9%となり、前月の80%台を切ったものの高い水準をキープした。好調ラインの70%を4カ月連続で上回った。販売在庫数は、前月末に比べ286戸減少し5736戸と6000戸台を切った。

 エリア別の発売戸数は、都区部が全体の42・9%を占める1380戸、都下が同8・6%の278戸、神奈川県が557戸(同17・3%)、埼玉県が345戸(同10・7%)、千葉県が654戸(同20・3%)となった。東京のシェアは51・6%。

 地域別の契約率では、都区部78・8%、都下89・2%、神奈川県67・7%、埼玉県85・5%、千葉県85・6%となった。

 1戸あたりの平均価格も前年同月より663万円上昇して4616万円でマンション市場は回復傾向が強まっている。都区部は23・7%アップして5189万円、都下で24・7%アップの4682万円となり、他のエリアに比べ価格上昇率が高い。神奈川の価格上昇率は9.0%、埼玉県が0.7%、千葉県が14・5%。

 即日完売物件は11件・534戸。20階以上の超高層物件は263・3%増加して18物件・603戸となり、契約率は75・5%だった。

 5月の発売戸数については3900戸前後を見込んでいる。


公開日: 2010年5月19日