受託販売など好調で営業利益4割増/住友不動産販売2010年3月期決算

 住友不動産販売の2010年3月期営業利益は前期比43・1%増の93億1000万円だった。主力の仲介業務で経費削減を図ったほか、受託販売業務での大型物件引渡しが前期比900戸増えたことが主因。当期は増収も達成し、減収減益だった前期からV字回復を果たした。

 売上高は、前期比10・7%増の559億4200万円。リテールが好調だった売買仲介は、取扱件数が同7・7%増の2万9974件と過去最高記録を2年連続で更新した。一方、ファンド向けなどの大型取引の減少により、仲介部門の売上高は同1・2%増の405億1400万円にとどまった。  

 その他セグメントの売上高は、大型物件の引渡しが増えた受託販売は同48・5%増の59億5100万円。賃貸はオフィスビルの空室増などの影響で同6・9%減の23億7300万円。不動産販売は、連結子会社による宅地分譲などが堅調に推移し、同78・8%増の67億8600万円と大幅に増えている。

 今期売上高は前期比5・5%増の590億円、営業利益は同19・2%増の111億円と予想。リテール1件当たりの取扱い価格は前期比3%強の上昇を見込んでいる。


公開日: 2010年5月12日