損害賠償など補償、賃貸管理会社向けの保険商品/エース保険

 エース損害保険は1日、賃貸管理業務でトラブルが起きた際に家主への損害賠償費用などを補償する管理会社向けの保険商品「賃貸管理リスクガード」を発売する。入居者が室内で死亡した場合、管理会社が家主に支払う見舞金も補償する。

 補償内容は、(1)賃貸管理業務に起因して発生した対人、対物事故以外の賠償事故によって管理会社がこうむる損害賠償金と訴訟費用(賠償責任保険金)と、(2)賃貸入居者がその部屋で死亡した場合、管理会社が家主に支払う見舞金(改装等見舞費用保険金)の2つ。

 (1)は、入居者の退去時期を把握しておらず、入居者募集のタイミングが遅れたためにオーナーに損害賠償を求められたケースなどが該当する。管理物件1戸あたり月額200円の保険料で(1)は500万円、(2)は100万円を補償する。同社によると、家主への見舞金を保証する保険商品は国内初という。


公開日: 2010年3月26日