(財)日本賃貸住宅管理協会は19日、「JPM留学生インターンシップ制度」を立ち上げた。留学生に不動産管理会社の実務を体験してもらい、業界への知識を深めてもらうとともに賃貸管理会社への留学生の就職を支援する。
同協会は、外国人対応の場面が増えてきた賃貸管理業界では、複数の言語を操ることができる留学生の活躍の場は多いとして、インターン制度を通じて留学生の「就職先」として賃貸管理業をアピールする。
インターンのプログラムは、管理物件に足を運び管理状況を確認する調査のほか、管理物件の魅力を外国人ならではの視点を交えながらレポートにまとめる業務など。4週間のインターン期間終了後には日管協から修了証を授与される。
募集人数は20人。インターンは首都圏の会員が受け入れる。応募資格は、日本で就職を希望する大学2~3年生、大学院生および専門学校生(専門学校生の場合は母国で大学を卒業していること)。日本語能力は日本語能力検定1級程度。
インターン期間は無給。ただし交通費と昼食代として1日2000円程度を支給する。希望者は15日までに応募資料をJPM留学生インターンシップ制度事務局(intern@jpm.jp)にメールで提出する。応募資料は事務局ホームページからダウンロード(http://www.jpm.jp/rireki.doc)できる。