トヨタ自動車、住宅事業をトヨタホームに一本化

 トヨタ自動車とトヨタホームは、2010年10月1日に住宅事業の全機能をトヨタホームに統合すると発表した。トヨタグループの住宅事業を統合することで、住宅会社としての専門性を高めるとともに、商品開発やサービスなどでの意思決定のスピードを速める。これまで、住宅事業が両社にまたがっていたことで、市場対応が後手にまわることもあったため、一体化することでその問題を解消する。

 トヨタホームの清水一平専務は「住宅事業を自動車に次ぐグループ第2の事業へ育成したい。03年のトヨタホーム設立当時から(統合の)ビジョンはあった」とする。住宅市況が悪い中での統合については「市況低迷が続く中でも、トヨタホームが黒字化できるメドが立った。経営体力も十分という判断だ」(清水専務)。

 今年度の住宅事業全体の売上高は連結で1600億円を見込む。今後、2010年代半ばまでに年間戸建て7000戸、マンション・集合3000戸の計1万戸を供給する体制にする考え。そのため、人員増強をはじめとした強化策を模索していく。


公開日: 2009年10月23日