パナホームの28棟が型式不適合/国交省が一部認証を取り消し

 国土交通省は26日、パナホームが認証を受けた仕様に適合しないプレハブ住宅を建築したと発表した。同省では同社の持つ型式部材等製造者の認証306件のうち該当する5件を取り消した。2年間は新たな認証が受けられなくなる。

 型式不適合となったのは、準耐火構造として建築した太陽光発電パネルを設置した屋根。太陽光パネル下の亜鉛メッキ鋼板が設置されていなかった。05年から09年にかけて建築した戸建住宅15棟、長屋5棟、共同住宅8棟の計28棟。このうち20棟が防火規定で違反建築物状態となっている。新商品を追加した際の社内文書に間違いがあり、設計段階のチェックでも見逃されていた。性能試験では、準耐火構造の性能を持っており、危険はないという。

 国交省は同社に対して、プレハブ住宅全体について問題がないか確認するとともに、再発防止策の検討などを指示した。

 パナホームでは、該当する顧客に個別に説明する。所管行政庁や顧客と相談し「要望があれば、必要な改修を行う。今後は当該仕様と新商品については、一般の建築確認を申請する。社内体制を整え、混乱がないようにしたい」と話している。


公開日: 2009年8月26日