不動産流通近代化センターが「2009年版 査定マニュアル」発売

 (財)不動産流通近代化センターは22日、中古住宅査定の手引き「価格査定マニュアル 2009年版」を発刊する。社会情勢の変化を踏まえ、今回から戸建て住宅の質や維持管理状況に応じて査定額を増減する仕組みを導入した。長期優良住宅であれば査定額を2割増しするほか、住宅履歴書やインスペクション(建物検査)による安全性確保、省エネルギー設備の有無によって数パーセントを上乗せする。

 中古住宅の査定では、築25年以上経過した戸建ては建物価格を評価しないケースが多い。良質な中古市場の確立に向け、住宅履歴書の具備や建物検査の必要性は増しているものの、これらを施した住宅にも価格的なインセンティブがつきにくいというネックがあった。今回、査定マニュアルの評価ポイントとなったことで今後は値付けの際に一定の説得力が出ると見られる。


公開日: 2009年7月16日