スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は6月1日、同社が格付けを付与するCMBS案件で、現時点においてジョイント・コーポレーションと、その関連会社(会社更生適用外のものも含む)がスポンサーおよびアセット・マネジャーを務めるローンの数は2本(2債務者・2案件)で、当該ローンの証券化対象部分の残高は約33億円であったと発表した。
対象となる2本のローンはすでに期限の利益を喪失していることから、S&Pでは、裏付け不動産からの回収の進捗状況や回収見込みに留意してモニタリングをしており、対象案件の格付けへの影響を引き続き検証していく予定だ。