住友不動産販売の09年3月期決算は、売上高505億4400万円(前年比28・7%減)、営業利益65億500万円(同65・4%減)、経常利益68億1300万円(同64・8%減)、最終利益35億7000万円(同69・0%減)の減収減益だった。
仲介事業は、取扱件数、取扱高がともに前年割れした結果、手数料収入が前年比24・3%減となる400億3200万円となった。コスト削減を図ったが営業利益は同55・2%減の85億9900万円とカバーしきれなかった。受託販売事業、不動産販売事業もそれぞれ営業利益が95%超減と大幅な減収。
来期は、流通市場の回復が見込まれることなどから売上高550億円(前年比8・8%増)、営業利益85億円(同30・7%増)、経常利益85億円(同24・8%増)、最終利益49億円(同37・2%増)を見込む。