ノンリコースローン証券化で地方のまちづくりを支援/国土交通省がモデル事業

 国土交通省は、不動産証券化による地方都市のまちづくりを目的に、モデル事業を行う。複数の地域金融機関の提供するノンリコースローンをまとめて証券化、地方都市の不動産事業への資金供給を円滑化する。(社)市街地再開発協会の「街なか居住再生ファンド」が証券化SPCに出資し、証券化SPCがローン債権を買い取りCMBSを発行する。
 対象物件は東京23区以外の地域で、街なか居住に貢献する住宅や生活利便施設。5月29日までアレンジャーを公募し、6月中旬にもアレンジャーを選定。12月にもローンの証券化を実施する計画だ。
 アレンジャー公募の窓口は、市街地再開発協会(電話03・3591・4491)。応募書類はウェブ(http://www.uraja.or.jp/)からも入手できる。


公開日: 2009年4月30日