長谷工アーベスト/マンション買い時感が継続上昇

 長谷工アーベストは、首都圏で受託販売したマンションのモデルルームへの来場者と、首都圏居住者モニターに対して4月にウエブアンケート『顧客マインド調査』を実施した。来場者(416件)・モニター(2932件)ともに08年7月調査を底に「買い時だと思う」人が増加し、今回の調査でも「買い時感」が継続上昇したことが分かった。
 来場者は07年1月の調査に近い水準まで回復。また、「買い時だと思う」から「買い時だと思わない」の数値を差し引いた来場者の買い時感DIは07年3月調査以来、約2年振りにプラスに転じる結果となった。
 「買い時感」が上昇した理由は、来場者で「金利が低水準だから」「価格が低水準(価格が下がってきた)」と回答した割合が前回調査より更に上昇した。次いで「税制のメリットがある」と回答した割合が高かった。
 同社では、今回の調査後の4月10日に政府の「経済危機対策」が発表され、住宅関連対策も充分盛り込まれていることから、今後一層の「買い時感」上昇が期待されるとしている。
 来場者とモニターの調査結果は次のとおり。
 【来場者】「買い時だと思う」と回答した人は37%で、前回調査の26%に比べ11ポイント増加。08年7月調査の12%を底に3回連続上昇し、「買い時感」は07年1月調査に近づく水準となった。
 【モニター】「買い時だと思う」と回答した人は28%で、前回調査の19%と比べ9ポイント増加。08年7月調査の12%を底に3回連続の上昇だった。


公開日: 2009年4月27日