投資家「買い時」が8割/「楽待」調べ

 ファーストロジック(東京都港区、坂口直大社長)は2日、個人投資家の不動産投資に対する考え方についてアンケート調査をまとめた。運営する不動産情報サイト「不動産投資の楽待」に登録している現役投資家1800人にメールを送った。有効回答数は47人~371人(設問ごとに異なる)。

 収益物件を「買い時」とする投資家は回答全体の83%(217人)と高い水準だった。不動産価格の下落で利回りが上昇していることが好感された。一方、今後「家賃が下がる」と見る投資家も68%(106人)おり、目先の利回りだけでなく長期的な視点に立ってもなお「買い時」と判断している投資家は多いことがわかる。収益物件で気になるポイントは、「エリア・立地」が全回答の37%(137人)と「利回り」(111人)を上回った。

 なお回答した投資家のうち、「自宅を賃貸で借りている」人は54%(99人)と半数超にのぼる。同社では「理由はさまざまだが、収入を生まない負債を抱えたくないと考える人が多い」と見ている。価格下落で投資環境は改善されたものの、昨年10月以降は金融機関の融資姿勢が厳しくなりLTVが3割程度まで引き上げられた。事業機会を獲得するため、借入金を減らして積極的に賃貸を選ぶ投資家は少なくない。
 


公開日: 2009年3月4日