アットホームは11月10日から、新しい業務支援システム「ATBB(アットビービー)」の本格稼動を始める。物件検索や情報公開機能など、これまで同社が提供してきたネットサービスの機能をまとめたもの。新機能も追加した。
新機能では、2次広告(エンドユーザー向け情報)の管理機能を追加した。元付け会社が物件を登録する際、他社(客付け会社)のホームページに転載可能な物件かどうかをあらかじめ提示しておく。これにより客付けが転載の可否確認を取る手間が省ける。転載が行われた場合、元付けには自動的に連絡される。
客付けがホームページに他社物件を取り込む際、簡単な操作でインターネット上に反映できるようにしたのも特徴。成約時には自動的にホームページ上から削除されるため、既に決まった物件をいつまでも掲載したままにしてしまうリスクがなくなった。元付けが物件情報を修正した場合も自動的に反映される。
アットビービーは、既存サービスである「オンラインウェブ」(物件検索)や「リスティングウェブ」(物件情報公開)などの諸機能を複合させたもの。当面はこれらのサービスと並行して提供し、順次切替を進めていくとしている。