ローンアドバイザー養成講座を開始/(社)全日本不動産協会

(社)全日本不動産協会(川口貢理事長)は11日、新規事業として「住宅ローンアドバイザー養成講座」を始動すると発表した。多様化する住宅ローンの違いや仕組みについて、住宅購入者の立場から助言できる人材を育成する。15日の東京会場を皮切りに、年内に全国6会場での開講を予定している。当面は会員中心に募集するが、今後は住宅購入を予定している消費者の参加も募る。

住宅ローン助言者の育成は(財)住宅金融普及などが先行して行っているが、業界団体では初の取り組み。井村進哉氏(中央大学経済学部教授)を中心とする外部有識者委員会の意見を取り入れながら、アドバイザーの倫理規程や講座内容を練り上げた。委員会には、消費者団体も参画するなど中立性の高い制度設計を構築した。

ひとつの講座は2日間にわたって開催する。1日目は基礎編として、住宅ローンの基礎知識やローン返済額の算出方法などについて講義。2日目は実務編としてより詳しく触れた後、効果測定を行う。所定の成績を修めれば、同協会の住宅ローンアドバイザーとして登録できる。登録機関は3年間。

15日の東京会場から、年内に6回開催予定。受講者は合わせて700人程度を見込む。受講料は2万円(テキスト代含む)。次年度以降も同程度を実施していくが、今後は会員だけでなく消費者にも積極的に参加を呼びかける。これまでに開催が決まっている会場・日程は次の通り。

7月15・16日=東京会場(全日東京会館)▽23・24日=大阪会場(全日大阪会館)▽8月27・28日=仙台会場(ホテル法華クラブ仙台)▽10月16・17日=名古屋会場(安保ホール)▽29日・30日=福岡会場(福岡商工会議所)▽11月12・13日=札幌会場(札幌アスティホール)※時間はいずれも10時~16時(2日間とも)


公開日: 2008年7月11日