横浜・藤沢で生コン偽装/300物件に使用か

 国土交通省は8日、生コン製造販売業の六会コンクリート(神奈川県藤沢市)がJIS規格外の不適切な材料を混ぜたコンクリートを出荷し、ビルなどの建設に使われていたと発表した。経済産業省は同日、同社のJIS認証を取り消した。
 横浜市栄区と鎌倉市との境に建設中の6階建てマンションと藤沢市の9階建て事務所ビルで、コンクリートの表面が部分的に飛び出し少しずつはがれるポップアウト現象が生じていると情報提供を受け、調査していた。
 同社は昨年7月から今年6月まで、溶融スラグを混ぜた生コンを製造。JIS製品として横浜、藤沢、鎌倉などの建設現場に納入した。使用現場は300カ所を超え、マンションなども複数含まれているとみられる。
 同省では、建築基準法に違反している可能性が高いとして、調査を行うほか、納入先物件の特定をすすめる。不動産関係では、出荷先情報を元に販売中・引き渡し済みのマンションの特定をすすめ、物件売主に対しては消費者保護の指導などを行う予定だ。


公開日: 2008年7月9日