07年の中古マンション、5年ぶりに成約件数前年割れ 東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構(岩崎芳史理事長)は、07年の首都圏不動産流通市場動向についてまとめた。
 中古マンション成約件数は2万8498件(前年比3.0%減)で、5年ぶりの前年割れとなった。地域別に見ても全てのエリアで前年を下回っている。一方で新規登録件数は13万9601件で過去最高を更新。こちらは全ての地域で前年を上回り、特に東京都区部では34.9%の大幅増となった。
 1平方メートル当たりの平均成約単価は38万6300円(同11.4%上昇)で、4年連続の上昇。全ての地域で上昇となり、東京都(都区部、多摩)と神奈川県の横浜・川崎では2ケタの大幅上昇。売出価格を示す新規登録物件の価格は1平方㍍当たり47万6600円(同22.0%上昇)。


公開日: 2008年1月30日