(財)東日本不動産流通機構(岩崎芳史理事長)は、07年12月の首都圏不動産流通市場動向をまとめた。
中古マンション成約件数は2197件(前年同月比3.05%減)と、5カ月続けて減少した。新規登録件数は1万2389件(同38.04%増)と4カ月連続で30%超の大幅増加となり、急激な在庫の増加が続いている。
1平方メートル当たりの成約単価は40万6200円(同11.48%上昇)と7カ月連続の2ケタ上昇となった。ただ、15%超の上昇幅が6カ月続いていたが、若干伸び率は鈍化している。売り出し価格を示す新規登録物件の1平方メートル単価は51万8300円(同26.44%上昇)と、8カ月連続で20%超の上昇幅が続く。しかし、前月比では0.87%下落しており、価格のピーク感もうかがえる。