ダヴィンチ・アドバイザーズ/新・企業投資ファンド組成、不動産保有の上場企業標的

 不動産ファンド運営のダヴィンチ・アドバイザーズは、100%子会社のコロンブスを通じて不動産関連事業をメーンに展開している上場企業や不動産を保有している上場企業が発行する有価証券を投資対象にした「コーポレート・オポチュニティ・ファンド第1号」を組成、運用を開始した。 
 同ファンドは来年3月までに投資家から約1300億円を集め、借入金と合わせ総投資額は約2000億円になる予定。
 また、ダヴィンチは、コロンブスと新日本建物の3社間で不動産開発などの面で業務提携の協議を進める。新日本建物は、首都圏を中心にマンション分譲や戸建分譲のほか、都心部のオフィスビルや地方都市で商業施設開発などを手がけている。協議では、開発した物件をダヴィンチグループが運営するファンドへの売却をはじめ、情報交換、人的交流などを検討する。


公開日: 2007年12月27日