ワンズ(牛迫敬太社長)はこのほどディー・ブレイン証券(出縄良人会長兼社長)と業務提携し、不動産関連業界向けにグリーンシートへの株式公開支援事業を開始する。
Dブレイン証券はベンチャー・中小企業向けの株式公開市場であるグリーンシートの取り扱い主幹事としてトップの実績で独自のノウハウを持っており、業界向けの教育研修事業をメーンに展開しているワンズと両社の強みを生かせると判断した。ワンズとしては、自社が持つネットワーク及び教育研修ノウハウとグリーンシート指導を組み合わせることで新たな収益源を確保したい考えだ。
ワンズはDブレイン証券が運営しているグリーンシート指導の加盟店組織「グリーンサポートプラザ(GSP)」に加盟し、加えて同社と業務提携することで不動産関連業界向けのグリーンシート指導で優先的地位を取得した。業務提携の内容は①不動産関連業界におけるGPSとしての優先的地位の取得②不動産関連グリーンシート企業についてディスクロージャー等の専門業務の受託(公認会計士等の専門スタッフの配置を前提)③証券取引所への上場を希望する企業についてDブレイン証券を引き受け主幹事とする営業課委託業務の受託--など。
また、ワンズの教育研修事業においてDブレイン証券が財務戦略に関する研修ノウハウを提供するほか、不動産流動化、証券化スキームの提供等での協力関係構築についても契約に盛り込んでいる。