アパグループ 「田村水落設計を信用しずきた」。京都市の耐震強度不足で会見

 アパグループは25日、京都市内のグループのホテル「アパヴィラホテル京都駅前」と「アパホテル京都駅堀川通」の2棟で耐震強度不足が見つかったことを受け、夕方、記者会見を行った。京都市は2棟の使用禁止を勧告している。いずれも田村水落設計(富山市)が構造設計を担当し、民間検査会社の京都確認検査機構が建築確認をした。
 グループの元谷外志雄代表は会見で、「速やかに営業を停止し工事を始める。関係者にご迷惑をかけ申し訳ない」と陳謝。また、記者の質問に対しては、「無謀なコストダウンや無理な工期で招いたものではないし、偽装を隠蔽してほしいなどと持ちかけたこともない。水落の言い分を信用しすぎた」と答えた。現在の状況については、未確認部分があるため、調査状況は控えたいとし、事実関係を把握した上で改めてホームページ上で公表していくとしている。
 一方、アパホテルの元谷芙美子社長は、「十分に検証してこなかったことが招いた結果。(利用頻度の多い)受験シーズンの時期でもあり、(利用者に)大変なご迷惑をかける事態になり申し訳ない」と涙ながらに陳謝。同ホテルの宿泊客は周辺のホテルにお願いし振り分けていくという。


公開日: 2007年1月25日