次世代のオフィス環境を研究・開発する「知的オフィス環境コンソーシアム」を設立 松下電工ほか

 松下電工はこのほど、沖電気工業、同志社大学、日立製作所、三井物産戦略研究所とともに、次世代のオフィス環境を研究・開発することを目的とした「知的オフィス環境コンソーシアム」を結成した。
 知的オフィス環境とは、オフィスで働く人々の仕事の内容や好みなどに合わせ、明るさや光色といった照明環境や空調による温度環境などを自由に変えることにより、作業効率や創造性を高め、疲労度やストレスを軽減する適応的分散可変型の環境のこと。従来のオフィスでは一定の照度や温度の提供が一般的だが、知的オフィス環境では人間・業務・場所・時間などの条件に応じた個別で最適な状態を実現する。
 08年末までをめどに知的オフィス環境を実現する技術の確立を目指し、東京や大阪の先進的ビルでの実証実験を行う計画。


公開日: 2006年12月26日