90年マンション購入者・売却損は2700万円弱に/東日本機構調査

 東日本不動産流通機構は、首都圏マンションの「買い換え難易度」調査をまとめた。購入したマンションを02年に売却し買い換えた場合、その売却損・売却益による買い換え難易度を指数化したもの。\n 88年~97年の10年間にマンションを購入した人はすべて500万円以上の売却損が発生。88~92年購入者がピークで2066万円。最多額は90年の2692万円。買い換え難易度も88~97年は100を切り、ゆとりある買い換え(年収の25%以内の返済)ができない。89~92年は75を切り、買い換えそのものが困難となる。\n 逆に87年以前と98年以後は100を上回り、一定の余裕ができる。\n


公開日: 2003年3月31日