東京スター銀行は11月8日、住宅金融公庫がフラット35を買取対象としているモーゲージバンク(非預金等受入金融機関)からの住宅ローン債権の買取業務を開始すると発表した。買取業務の開始により、モーゲージバンクから借り換えローンや第2抵当ローンなどを買い取ることで、フラット35を補完する機能をモーゲージバンクに提供する。モーゲージバンクは、現在、公庫が買取対象としていない変動金利型住宅ローンや固定金利特約型住宅ローンなどを取り扱うことができ、商品を拡充するメリットが得られる。
同行は今後、すでに持っている不動産金融のノウハウ・証券化といったリスク管理と資金調達機能に加え、関連会社であるTSBキャピタルやTSB債権管理回収と協働し、効果的に住宅金融市場でのプレゼンスを高めていく。