入浴中の水流刺激は精神的疲労に効果あり 松下電工ほかが検証

 入浴中の身体への水流刺激は精神的疲労の改善効果がある-松下電工が、大阪市立大学大学院医学研究科・渡辺恭良教授と共同で行った検証により分かった。
 検証対象は、健常男性12名(平均年齢22歳)で、4時間の精神的疲労負荷(パソコン作業)作業の後に、普通入浴もしくは水流刺激を有する入浴を実施し、ストレスホルモンの程度を検証した。
 結果、(1)精神的ストレス状態からの改善効果に優れている(2)精神的疲労に伴い生じる筋肉の柔軟性低下からの改善効果に優れている(3)精神的疲労時に低下する脳機能の回復効果に優れている-ということが分かった。


公開日: 2006年9月12日