松下電工は、木造耐震住宅工法・テクノストラクチャーに「新Mフレーム」(写真)を追加、9月1日に販売を開始した。
Mフレームは、乗用車2台並列駐車を実現する最大6㍍スパン(壁芯)が可能な門型フレーム。「新Mフレーム」は、柱の断面中心にスリットを入れ板状の金具で複合張と固定するなど接合方法を見直し、従来製品の約1・5倍の強度を実現した。これにより、体力壁や柱を減らすことが可能となり、約3分の1のコストダウンが実現。同時に地震など横からの力に対する強度も増している。
同社では「木造3階建て狭小地住宅のバリエーションを強化。都市部での販売数増加を目指す」としている。
年間販売目標は、初年度300棟、3年後に1000棟。