年内に資産規模1500億円に/日本プライムリアルティ投資法人

 芙蓉グループが中心となってたちあげた日本プライムリアルティ投資法人は、不動産ポートフォリオの積み増し、都心重点ビルの稼働率アップ、PMフィーの削減で利益拡大を図る。\n 2月28日発表された14年12月期決算では、当期利益20億円(前期比171・6%増)、期末稼働率93・4%を確保したが、ビル市場が軟調なこともあり、今期は瞬間稼働率が90%台となることも予想。そのため、新規ビル取得による賃料収入の拡大、収入への影響が大きい都心ビルの稼働率アップ、PM等外注委託費用の削減により利益を確保していく。\n 期末資産規模は946億円。これを年末までに1500億円とする。ビルリニューアル、耐震補修も積極化。テナントの満足度アップとコストダウンを図る。今期は経常利益17億5300万円、1口あたり分配金6050円が目標。


公開日: 2003年3月5日