都心5区空室率、3%台に回復 三鬼商事調べ

 三鬼商事(飯嶋清社長)は、東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の1月末時点での賃貸オフィスビルの市場動向をまとめた。
 平均空室率は3.99%(前月比0.23ポイント低下)で、4年2カ月ぶりに4%を割り込んだ。1月はエリアを問わず、大企業や中堅企業の成約・入居が進み、1カ月で空室在庫が1万3000坪減少した。大型新築ビルの募集が好調で、秋葉原で大規模ビルが満室で竣工した。既存ビルについても、テナント企業の引き合いが依然として強S区、借りかえ・館内増床が相次いだ。
 区別に見ると、千代田区3.11%(同0.11ポイント低下)、中央区4.31%(同0.07ポイント低下)、港区5.29%(同0.22ポイント低下)、新宿区3.51%(同0.60ポイント低下)、渋谷区2.53%(同0.42ポイント低下)。
 平均賃料は、1万7989円(同0.81%上昇)。前年同月比では、2.06%・363円上昇している。「この2年続いた需給改善により、平均賃料が緩やかに底離れしてきた。ただ、ビルの二極化も鮮明で、賃料相場の本格的な回復には至っていない」(同社)としている。


公開日: 2006年2月16日