4月1日、三井不動産販売社長に就任予定の岩崎芳史副社長が3日会見し、就任の抱負を語った。\n 岩崎氏は、「我々の手がける仲介、受託販売、法人仲介、駐車場事業はいずれも外資の進出もない極めてアナログな事業。逆に言えば、不透明で旧態依然とした古いやり方が続いている業界でもある。これからは、デジタルの良さも加え、21世紀型の不動産流通業を目指す」と抱負を語った。\n 「デフレ下では、土地の価値でなく住むことに価値を与えられるような仕掛けが必要」とし、インスペクションやエスクローなどを活用した取引の透明性を向上。精度の高い情報をユーザーに発信することで「飛び抜けたナンバー1を目指す」。スタッフの充実による既存仲介店舗の充実、三井不動産から引き継いだ法人仲介の拡大、駐車場事業の拡大を図っていく。