総戸数・総金額とも大幅プラス 住宅生産団体連合会「1月度・経営者の住宅景況感調査」

 総戸数・総金額とも大幅プラス--(社)住宅生産団体連合会(和田勇会長)が、会員会社に対し年4回実施している、低層住宅に関する「経営者の住宅景況感調査」で分かった。
 05年度第3四半期(10~12月)実績の景況判断指数は前年同期比で、総受注戸数がプラス18ポイント、総受注金額がプラス24ポイントとなった。
 総受注戸数は6四半期ぶりに、総受注金額は4四半期ぶりに回復。戸建注文住宅が大きくプラスに転じ、戸建分譲住宅のマイナスをカバー。総戸数・総金額とも大きなプラスとなった。
 同実績に対するコメントは「新商品投入効果により堅調」「展示場来場者等の新規顧客数は横ばいだが、折衝客数は増加」「全般的に受注状況は好転し、前年比大幅増になった」など、戸建分譲住宅の不振を他の部門でカバーしているのが分かる。


公開日: 2006年1月30日