12月の首都圏中古マンション、9カ月ぶりに前年比減 東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構(藤田和夫理事長)は、12月の首都圏不動産流通市場動向鬼ついてまとめた。
 中古マンション成約件数は、1885件(前年比2.94%減)。9カ月ぶりに減少に転じている。都県別に見てみると、東京都847件(同7.08%増)、埼玉県248件(同19.22%減)、千葉県278件(同2.58%増)、神奈川県512件(同10.65%減)。全都県で成約件数が前月比20~30%減少している。
 1平方メートルあたりの成約単価は、首都圏平均で33万5500円(同6.87%上昇)で、依然として1年以上前年比上昇が続いている。都県別では東京都44万1500円(同6.29%上昇)、埼玉県23万300円(同7.51%上昇)、千葉県20万1400円(同6.58%低下)、神奈川県30万4000円(同4.87%上昇)。
 1戸あたりの平均成約価格は、首都健全体で2140万円(同4.58%上昇)となった。


公開日: 2006年1月24日