イチイ産業（高木英介社長）は３月１日、主に外国人を対象としたゲストハウスを埼玉県・北越谷でオープンする。\n　東武伊勢崎線北越谷駅から徒歩数分の４階建て全５６室。築１０年の元シティホテルの女子社員寮だったのをリニューアルしたもので、１階に管理人室とラウンジ、懇談用の和室などを配置。２～４階に約６畳大の個室のほか、厨房、洗面所、トイレ、コインランドリーなどがある。各部屋には、ベッドや机、エアコン、収納、冷蔵庫など生活に必要な備品を揃えているほか、建物内のＬＡＮを構築、インターネットへアクセスしやすい環境を整えている。家賃は１カ月約５万円。同社の社員で管理人が２４時間常駐管理する。\n　劣悪なものが多いといわれているゲストハウスだが、この物件はモデルケース的な存在になりそうだ。\n　両ハウスとも入居するための礼金・敷金・手数料、保証人は不要だが、２万円のデポジットが求められる。\n　入居者は、外国人優先。外国人が入居する場合は、パスポートの提示と面接で入居の可否を決定する。