ファンドクリエーション、FCレジデンシャル来月上場 ファーストクラス物件に投資

 独立系のアセットマネジメント会社であるファンドクリエーション(東京・港区、田島克洋社長)は、FCレジデンシャル投資法人を10月12 日に東証J―REIT市場に上場させる。上場時は17物件でスタートし、資産運用規模は取得価格ベースで約243億1315万円となる。24番目のJ―REIT銘柄。
 ライフスタイルや住環境に対する嗜好の変化や雇用・勤務形態の多様化に対応した運用を目指し、従来の賃貸住宅のほかに短期滞在型ホテル、中期滞在型のサービスアパートメント、シングルからファミリー向け賃貸物件まで幅広く投資する。キーワードは「ファーストクラス」で、一等地の物件を対象とする。主に都心6区(港・千代田・中央・渋谷・新宿・文京)と城南4区(品川・世田谷・目黒・大田)が投資エリアとなる。 
 運用会社は、FCリート・アドバイザーズ(東京・港区、金子幸司社長)。
 100%スポンサーのファンドクリエーションは、ファンド事業と、企業投資や不動産投資などのイベストメントバンク事業を中心に業務展開している。
 発行新投資口数は3万2300口で、発行価格は10月4日に開催する役員会で決定する。募集方法は一般募集で、日興シティグループ証券を主幹事会社とする引受シンジケート団に全投資口を買取引き受けさせる。


公開日: 2005年9月8日