「まちづくりを通じての真に価値ある社会の実現」を 三菱地所、新中期経営計画を策定

 三菱地所はこのほど、グループ新中期経営計画(期間:05~07年度)を策定した。
 基本使命を「まちづくりを通じての真に価値ある社会の実現」とし、経営方針は「真の企業価値の向上」をキーワードに「社会への創造的な働きかけ」「原点としての顧客第一主義」「高い価値を生み出す人材の育成」「株式価値の向上」の4つを掲げた。
 基本目標は「デベロップメントを核とした高い不動産価値創出能力を持つ、新時代の不動産会社として確かな地位を築く(FF2007~Foundation for the Future~未来への礎を築く)」と定めた。
 なお最終年度である07年度の目標指標は、EBITDA(金利・償却前事業利益)が2000億円(04年度実績1783億円)、ネット有利子負債・EBITDA倍率が5倍以内(同6・16倍)。前提となる計数計画は売上高8630億円(同7753億円)、営業利益1350億円(同1182億円)、経常利益1160億円(同936億円)となっている。


公開日: 2005年7月26日