延滞比率、集計開始以来の最低水準、住宅ローン担保証券、不動産市況の好調を裏付ける、ムーディーズ・ジャパン
ムーディーズ・ジャパンは10月15日、住宅ローン担保証券(RMBS)について90日以上の延滞比率が集計開始以来の最低水準を維持しており、向こう1年間は低い水準で推移するとの見通しを発表した。
低失業率に加え、サービサーによる延滞債務者の厳正な管理や返済困難に陥った債務者が担保物件を売却して住宅ローンを完済できる市況などを背景に多くの延滞が貸し倒れや買い戻しに至るまで悪化することなく解消されてい ...