【暑中特集】住宅・不動産業の未来賃貸、寄稿東京大学空間情報科学研究センター客員研究員宗健博士(社会工学)、人口減少、賃貸住宅マーケットの将来像を占う、大都市中心、活況の可能性、中核都市以上は現状維持
「供給過多と人口減少の本格化という状況を受けて賃貸住宅ビジネスが大きく変わる」。このような各方面からの見方を受けて賃貸住宅業界では、社会構造の変化とともに将来への備えを模索する。賃貸住宅業界が最も懸念するのが空室の拡大である。部屋の半分が埋まらない、家賃は下がるばかり。そうした懸念を払拭できない中で、東京大学空間情報科学研究センター客員研究員の宗健氏に近未来の賃貸住宅市場について寄稿してもらった ...