【連載】住宅ジャーナリスト・桜井幸雄の現場レポート先端を読む□580□、用地取得難で、じっくり販売、新築分譲マンションの価格と売れ行き、好不調目安も見直す時期
不動産経済研究所が発表している分譲マンションの初月契約率が低下し、「新築分譲マンションが売れなくなった」という趣旨の記事が増えている。
好不調の目安とされる70%を割り込むことが常態化し、いよいよ来たるべき時が来た、とうれしそうに書く週刊誌もある。
本当だったら、「ついに暴落が始まる」と言いたいのだろうが、そこまでいえないのは、2015年以降、値下がり間近、暴落は秒読みと言い続けて、外し続け ...
