60代の投資家A氏、相続を考える、残した不動産を誰が運用?、母親の相続問題きっかけに、自分の相続を考えた、障がいのある子にアパートを譲りたい、でも管理はできない
区分マンションやアパートを複数所有するA氏の悩みは、相続をどうするかである。知的障がいのある長男に資産を残したいという思いはあるが、本人は管理できないと考えられるからだ。
Aさんは、60代前半。相続を考えるには早い年齢かも知れないが、本気で検討を始めたきっかけは、母親の相続問題だ。
Aさんは妹M、弟Sとの3人姉弟だった。幼いころに父親を亡くしており、母親の財産は父が残した自宅が大半だと思われ ...
