【連載】誰でもできる、権利調整コンサル実践編第5回、公認不動産コンサルティングマスター上級相続アドバイザー堀田直宏、欠かせない3つの技術(1)デッサン力、観察2、主観、思い込みと事実の切分け
今回は観察について解説する。
権利調整には、観察が欠かせない。次のステップの「洞察」の制度を高めるためには、適切な情報をより多く収集しなければならないからだ。事物の現象を自然のまま「客観的」に「正確に」「記録する」必要がある。
会社のデスクの前に対象物件があるわけでなく、対象物件に訪問し情報を収集しなければならない。その情報は誰が持っているかといえば、利害関係の相手や周辺住民だ。とはいえ、一 ...