【著者に聞く】、業界を30年以上取材した評論家が、住宅のあり方を追求、『認知症にならない暮らし方、百歳住宅』、本多信博著
少子高齢化が社会問題として取り上げられることが増えた。子どもの減少により将来の働き手不足が加速して国力が衰える、人口減少に反して住まいが余って空き家が急増する。こうした問題に加えて、人生100年時代という長寿社会による老後の生活不安もヒタヒタと足音を立てる。健康で元気に長生きしてある日ポックリと楽に逝ければいい。しかし、なかなかそうもいかないのが現実である。その健康維持には暮らし方もかかわってい ...